今回の記事では小金井公園の様子をお伝えします。
それも桜が咲いている時の小金井公園の様子といったところを記録しておこうと思います。
お花見を予定している方の今後の計画に役立てれば幸いです。
小金井公園の西側は圧巻の桜景色
今回は小金井公園の桜の様子を一つの記事としてまとめてみようと思います。
まだソメイヨシノが関東では満開の知らせが来ていない少し早い時期の様子となるので、その点を踏まえて確認をしてもらえればと思います。
まず小金井公園は非常に広く、全部を徒歩で見て回るには結構体力的には厳しいところがあるのですが、『桜のお花見』を中心として考えるのであれば公園の西側に行くのがベターです。
公園の西側には「桜の園」と呼ばれる大きく成長したソメイヨシノが生い茂るエリアが用意されており、お花見には最適な空間が広がっています。
このようにソメイヨシノを中心に、一部に小彼岸桜などのピンク色の濃い桜なんかもあり、青空の日は本当に気持ち良いぐらい美しい景色が広がります。
広い空間に多くの桜が揃っており、その景色の良さと開放感といったところは都内でも屈指のものになるでしょう。
まだ満開に至る前でこの迫力です。満開かつ天気のいい青空と重なった日にはもっと美しい光景となるでしょう。
江戸東京たてもの園内には大きなしだれ桜がある
この西側のエリアには江戸東京たてもの園があるわけですが、そちらの中にも桜が少しあります。
特に大正・明治期前後の建物を集めた左側のエリアにおいて、巨大なしだれ桜があってこちらが見ごたえあります。
古風な庭と建物の一角にこのようにしだれ桜があり、趣のある景色が作られています。
入園料に大人400円がかかってしまうものの、それだけの価値が十分にある見事な桜です。
他にも江戸東京たてもの園内には桜はあるものの、正直このしだれ桜とここに至るまでの公園内の桜を見た後だと、特筆すべきところはそれほどありません。
建物と桜のコントラストの構成が映える、というような場所に桜がないため、撮影目的としてはしだれ桜以外のものはないでしょうか。
ちなみにこちらでは別記事にも書いた通り、武蔵野うどんを食べられる飲食店が入っているのでもし入園したばあいにはこちらも訪れてみてください。
東側は少数精鋭。桜は多くないものの見どころはしっかりある
公園東側は西側に比べると桜の量が少なく、どっちかというと子供と過ごせる広場といったところに価値のあるエリアなのですが、桜の量自体は少なくても桜の質といったところでは十分に見ごたえのあるエリアです。
特に個人的にオススメなのは公園東側の北口エリアのしだれ桜トンネルです。
ソメイヨシノよりも色濃いピンク色の花びらを備えたしだれ桜や小彼岸桜と思われる木々が立ち並び、ここまで見てきた桜の風景とはまた異なる美しさを見せてくれるものになっています。
西側の桜園エリアからは距離的に結構遠くて行き来するのは大変ではあるものの、体力や時間に余裕があるならばここも小金井公園内のお花見スポットとしては非常に魅力的なので、足を運んでみる価値があるでしょう。
また同じ東側のエリアでは1本モノのしだれ桜も咲いており、こちらも見ごたえがあります。
西側と比べると一面に桜の木が広がるような空間はないものの、主だった樹木であるソメイヨシノ以外の桜、特に天気の悪い日でも映える色の濃い品種の桜があるので、体力的に問題なければこちらも楽しめる一角であるのは間違いありません。
公園内には売店が3つ、その他飲食店も2つ、江戸東京たてもの園内に3つ、それ以外にも臨時でキッチンカーなんかも来ているのでお弁当など用意しなくてもなんとかなります。とはいっても土日は混雑しますが。
公園として広いだけではなくお花見スポットとしてもポテンシャルは非常に高いため、都内に住んでいて一度も来たことが無いという人でも遠出して来てみる価値は十二分にあります。
水辺などが少ないためにリラックス的な役割を期待したい場合には野川公園辺りの方がいいですが、東側の遊具エリアなんかは子連れでも休日1日遊べるだけのものが揃っているおり、その点は野川公園や都内の大きめの公園と比較しても小金井公園の魅力です。
天気が良ければお花見だけでなくアトラクションや美術鑑賞といった目的でも楽しめる場所となっているので、休日に出かける先の一つとして候補に考えておくといいでしょう。