相模湖近くの「見晴らしドライブイン」に向かう途中で見つけた「與瀬神社」の様子を今回レポートしたいと思います。
前回の相模湖訪問で「見晴らしドライブイン」に行った帰りに見つけ、巨大な鳥居と社が見えないほどの傾斜の階段の存在で印象が深かった「與瀬神社」。
真夏の暑さにやられて前回の訪問の時にはじっくり探索できなかったのですが、今回はまず相模湖周辺で遊ぶ前の体力Maxの時に行ってみました。
※今回の探索とは別に再度探索した様子を動画にしているのでそちらもご覧ください。
高速道路の上を渡り、山の上にある神社とお寺
「與瀬神社」は相模湖駅から西側にあります。
徒歩で行く場合には狭い通路を進んだ先のベンチとカーブミラーのエモい光景のすぐそばに巨大な鳥居と急な階段が出現します。
上の様子がわからない上に夏場なのに枯れ葉が処理されておらず滑りやすいものになっており、その勾配の急さと合わせてかなり危険な雰囲気が漂っています。
階段を上ると高速道路をまたがる大橋に続き、その先にお寺と墓地があります。こちらは「慈眼寺」というお寺。與瀬神社と元々は一つだったようですが分祀して今に至るとのことです。
高速道路および線路の反対側から登ってこれる道がお寺側にはあり、こちらからなら車でも来れるようですがやはりすごい坂道になっています。
お寺及び墓地の一角には見晴らし展望台といったものが用意されており、ここから相模湖を一望できます。
中々の展望ですし桜の樹が近くにはあるため春には良い見所になるかと思います。
こちらの慈眼寺のさらに先へ進み山を登った先に與瀬神社の境内があるわけですが、そこへ至る階段の傾斜がまた急なものになっています。
見た感じは中々趣のある雰囲気の参道ではあるのですが、その階段の急な勾配や手すりなどがない環境、それに歩幅にまったく合わない階段の狭い幅といったところは、かなり命の危険を感じるものになっており一人でいったりお年を召した方には全くオススメできないものになっています。
一部、ではなく全体を通して階段の一段一段の高さが高すぎる部分があり、それに加えて足を横向きにしないと収まらない階段の幅の狭さといったものがあり、本当に踏み外しそうな危険さがあります。
さらに手すりなどの支えになるようなものもなく、踏み外したら大けがをした上に誰にも見つけてもらえない・・・なんていう状況が生まれる環境になってしまっています。
帰りにようやく気付きましたが一応遠回り的にはなるものの階段を使わない迂回経路も用意されているので、もしもここを散策するようならば怖いもの見たさであっても階段を使わず、こちらの迂回経路を利用するようにしてください。
冗談ではなく死んでもおかしくないです。
軽い山登りの果てにたどり着く本殿は圧巻
ここまで結構な坂道および階段を上ってくることになるため軽めの登山ほどの労力がかかりますが、そうして辿り着いた本殿は中々に圧巻の様相となっておりその労力の価値があります。
本殿周辺にはその他に小さな社があり、それらが環境に基づいたものとなっているために迫力を感じさせるものになっています。
山の斜面に合わせて建てられたものだったり単純な巨大さといったところは山奥の神社の規模としては圧倒されるものがあります。
ここから先にさらに山を登る道も用意されており、その先には先ほどの墓地の展望台とはまた異なる展望台的なところがあるようですが、ここまでの道のりだけでも大汗をかいてしまったので断念。
特に気温が高くなって熱が抜けにくい近年の夏場に行くにはあまり適さない労力のいる場所ではあるでしょう。ただここへ来るというのはその過程や本殿の迫力といったところは良い体験ができるので相模湖周辺に来たならば訪れてみたいスポットの一つです。
散策と一緒にゲームセンターや釣りといった遊びもできるかと思うので、相模湖に来たならこちらもチェックをしてみてください。