暇な時によく行くスポットに相模湖があります。
別記事で触れている通り、釣りが楽しめてレトロゲームが遊べて懐かしい雰囲気のする食堂でご飯が食べられるので、1日をのんびり過ごすのに最適なスポットとして相模湖が好きでよく行きます。
ただこちらの相模湖、最近の電気代高騰や夏場の暑さ故の観光客の減少に伴って、平日に遊びづらい状況になってしまいました。
平日月曜日に久々に相模湖へ遊びに来たのですが、レトロゲームが遊べる振興ボートさんも勝瀬観光さんもどちらもゲームの電源が入っておらずボートの貸し出しと遊覧船しか営業しておらず、よく行く食堂河内屋さんもグーグルマップの表示と異なりお休みになっていました。
釣りは出来たものの楽しみの一つだった他のゲームや食事がとれないというのは、かなりがっかりさせられるもので今後は土日中心じゃないと遊べない、というのはこちらにくる機会の減少といったところでもショックの大きい出来事でした。
ただこうした機会なので、今回はこれまで行きたくても行けなかった相模湖近くのお店というのを訪ねることにして新たなお店を開拓することにしました。
それが「見晴らしドライブイン」という相模湖そばを通る国道20号線沿いの食堂です。
今回はこちらのドライブインのレポートです。
※今回の探索とは別に再度探索した様子を動画にしているのでそちらもご覧ください。
徒歩でも行けるけど徒歩は推奨しない
まず初めに自分は徒歩でこの食堂「見晴らしドライブイン」に行ったのですが、徒歩で訪ねるのはオススメできません。
旧甲州街道沿いを歩けば比較的安全に途中まで行けるものの、国道20号線の一部のエリアが歩道が狭い・もしくは歩道がないという中で、かなりの交通量があるためにかなり危険を感じてしまいます。
画像の赤いエリアは歩道がなく、旧甲州街道に出て歩道を歩く必要があり、そこからもう一度国道20号線に出る黄色いエリアに入る際には歩道が狭いのと道路を横断するときの視界が悪いために慎重になる必要があります。
実際に歩いて向かう様子は以下のような感じです。
まずは相模湖駅を降りて右側、地図上で言うと西側に歩いていきます。そして道沿いに進んでいき、横断橋のわきの狭い道を歩いていきます。
道は狭いですがこの辺りなら特に危険なものもないのでわかりやすいかと思います。道を進んでいくと與瀬神社の入り口があります。こちらはまた別の機会に行ってみたい急な階段の先にある神社です。
そのまま先へ進むと古い街並みの残る住宅街に。
ここの道は国道20号線沿いを歩いた場合に歩道がなくなっているので、ここを登って今紹介している旧甲州街道沿いに出るための道です。
さらに先へ進むと高速道路下の狭い階段を歩かされます。
もうこの辺で徒歩でくる場所ではないのはわかってくるのですが、もう少し歩くと目的のお店なので頑張りましょう。
階段を降りるとグーグルマップにはない餃子屋さんらしき建物と、狭い歩道の道が続いた先に「見晴らしドライブイン」があります。
バス停のすぐそばにあるためバスでも相模湖駅前から来ることはできますが、帰りのバスの本数がないためにどっちみち車を持たないと歩くことになります。
素朴、というわけではないものの「古い定食屋」らしいラインナップと味
というわけで本来歩いていく場所ではないものの、駅から30分ほど(暑さを考慮すれば夏場以外は20分ぐらい)で来てみたかった「見晴らしドライブイン」に到着です。
もう建物の見た目だけで個人的には100点です。
「見晴らし」という名前なものの、席から直では湖は見えません。ここまでの道のりで相模湖が見えるのでそちらはかなり見晴らしがよいです。
お店の中は平日の13時過ぎということもありお客さんは1組だけ。店主さんはおばあさん一人だけでやりくりしているようでした。
メニューは写真で取り忘れたものの、いわゆるこうした古い定食屋にありがちな、
- カレー数種類
- ラーメン数種類
- 焼肉系定食
- チャーハンなどご飯もの
といったメニューが用意されています。
自分はチャーハンと半ラーメンのセット800円とジュース300円を注文。
出てきたのがこちらです。
チャーハンは若干油っぽかったものの、大きなお肉がゴロゴロ入っており食べ応えがありました。
ラーメンはいわゆる定食屋のラーメンで、インスタントとはまた違う業務用のいつもの味になっており、味としてハズレることはありません。
無駄に干渉されることなく20分ほど滞在して食事をしましたが、その間は時間がゆっくりと流れるようなのんびりとした時間を過ごすことができました。
最初はあまり愛想のない店主さんかなと思いましたが、Tシャツが汗だくでタオルを首に巻いてるこちらの状況を見かねてか、帰り際にジュースをプレゼントしてくれたのでとてもいい人でした。
次に行けるとしたら夏以外の時期にはなるものの、與瀬神社散策のついでにまた伺ってみようと思います。
正直歩いていくのはオススメできないものの、それでもその雰囲気の良さは労力をかけるに値するものかと思うので、相模湖に来た際にはこちらのお店の存在も知っておいてください。