あまりにも人生が暇すぎるので、10円レトロゲームで長時間遊ぶ旅に出ました。
今回10円レトロゲーム旅の行く先として向かったのは板橋区です。
ここには2か所、10円レトロゲームを揃えた駄菓子屋さん的なところがあり、暇つぶしを超えたエンタメスポットとして長時間楽しむことができるお店があります。
普通のビデオゲームよりもシンプルでわかりやすく誰でも楽しめ、ゲームがうまくなっていくというのをはっきりとかつ短時間で実感できるので、個人的にこのレトロゲームを遊べる場所を知っておくことで、人生の暇さを少し改善できるんじゃないかと思っています。
そしてそんなレトロゲームをがっつり遊べるスポットである板橋区の2店舗を紹介していきます。
駄菓子と豊富なレトロゲーが揃った「小林考商店」
まず向かったのは蓮根駅。そちらからすぐ近くの小林考商店です。
平日12時から開店してくれているので、行くタイミングを気にせずに遊びに行けるのは助かります。
自分が向かったときはちょうどテレビの撮影中。やはり雰囲気のあるお店ということもあって、こうしたメディア映えやインスタ映えといったものが期待できます。
レトロゲームに関しては10円パチンコ系ゲームが揃っています。
店前に5台、店内には2台用意されており、どれも微妙にタイプの異なるプレイ感覚があり、長時間楽しむことができます。
10円パチンコ界ではポピュラーなカーレース、そして結構当たりが出やすいホームランキングとサーブアタックなんかも揃っています。
自分も約1時間ほど遊び、景品を駄菓子とドリンクに交換しました。
ビンのコーラを飲みながら10円玉を弾いて遊ぶのは大してお金もかけてないのに贅沢な時間を過ごすことができます。
駅前から一直線で向かえる上に、営業時間も平日12時からと比較的早いために、遠方から来ても遊びやすい場所となっています。
小林考商店さんは12時開店ということで、昼食は同じ蓮根駅のラーメン屋「元(はじめ)」さんでとりました。
小林考商店とは駅の反対側となりますが、駅すぐそばということもあって行きやすい場所にあります。
落ち着いた味の塩ラーメンが提供されているので、知らない街での食事はチェーン店以外でとりたい、という方はこちらもチェックしておいてください。
10円ゲームと古いメダルゲームがたくさん揃った「ゲーム博物館 コン太村」も5駅違いで行ける
小林考商店で遊んだ後は板橋本町駅近くにある「ゲーム博物館 コン太村」へと向かいました。
小林考商店がある蓮根駅から板橋本町駅までは5駅なので、10円レトロゲームを遊ぶのであればこっちも一緒に訪れてほしいです。
駅からお店までは小林考商店よりも若干複雑で遠いです。ただそこまでの道のりにあるちょっと小さな商店街的な道路は趣があり、レトロゲームを遊びに行く雰囲気を盛り立ててくれます。
街並みを撮影するのに夢中で肝心のお店の外観を取り忘れてしまいましたが、ちょうど神社の目の前にあって小学生の通学路となっているので駄菓子屋・レトロゲーム屋としては絶好のロケーションとなっています。
入場料は300円。電気代高騰と訪れる人が少なくなってきたということもあり入場料をとる、とのこと。その代わりゲームを遊べるメダルが最初からまとまった数もらえるので、入場料分はメダルゲームを遊ぶことができます。
そして平日もお客さんが少ないとのことで火水木はお休み(22年9月時点)。そのため小林考商店と一緒に遊びたいというときは、曜日に注意をしてください。
店内にはなんと60以上のレトロゲームが。ほぼ10円から遊ぶことができるものになっています。
10円ゲームや20円、30円で遊べるゲーム、そしてビデオゲーム的なメダルゲームが用意されていて遊びがいが高いです。
自分は平日に行ったのですが、それでも店内には6人ほどお客さんがいて、お客さんが少ないという話の割には結構人がしっかり入っています。
このため店内の写真はあまり撮れませんでしたが、その辺りはグーグルマップなんかを見てもらえればわかるので割愛しても問題ないでしょう。
店内に多くの10円ゲームがあるために、ここでは本当に長時間遊ぶことができます。
自分も特にハマった面白いゲームとして「日米野球」「ワールドサッカー」「ファミリーボール」といったところがあり、全体で3,000円近く使って2時間強ほど遊んでいました。
特に「ファミリーボール」はシンプルな玉入れなのですが、シンプルゆえに成功するまで何回もしてしまいます。
総額で3,000円、2時間でかなり濃密なレトロゲーム体験をすることができるので、これは人生の暇つぶしとしてコスパの良い遊び場だと感じます。
ゲームクリアの景品は駄菓子に変えられるだけでなく、メダルにも交換することができるためにお金を全てゲームにつぎ込むことも可能です。
維持費がかかっているそうなので、できれば全部こちらのお店に還元したいところです。
10円レトロゲームと駄菓子が楽しめる板橋区の東京メトロ線沿いは、暇すぎる人生に楽しみを与えてくれる
今回の暇つぶしの仕方はいかがでしたでしょうか。
10円レトロゲームは指や手の感覚がダイレクトに影響し、それによってゲームの成功が決まるという、普通のビデオゲームに比べても直観的に上達していく様がわかりやすいため、一種のスポーツのような楽しさを味わえます。
10円という割と気兼ねなく使える金額で、2,3時間ほど遊んでも数千円しかかからないというのは、ちょっとした行楽としては安いですし、そこから得られる楽しさや満足感といったものはその数千円以上のものになっているので、暇な人生のひと時を埋めるのに悪くない内容かと思います。
板橋区、しかも都営地下鉄線沿いという地理的にも負担のない距離で遊べる場所が用意されており、多少遠出することになってもその価値を持っているところかと思います。
「体験」型の暇つぶし方法としては安くて充実度も高いので、人生の暇さに悩んでいる方は「10円レトロゲームを遊ぶ旅」に出てみてはいかがでしょうか。