動物園

多摩動物公園にある昆虫園の「蝶」の温室は非日常的空間で楽しめる

人生の暇な瞬間を埋める、ほどではないかもしれませんが「体験」として満足できる内容であるのは間違いないかと思うので、今回は多摩動物公園にある昆虫園の温室の紹介をしたいと思います。

多摩動物公園は多摩センターと立川方面をつなぐ多摩モノレールで向かうことのできる動物園で、ここには大学時代から定期的に足を運んでいました。

その理由としては動物をたくさん見られるから、というわけではなく、多摩動物公園にある「温室」が気に入ったから、です。

多摩動物公園には「蝶」を飼育・観察する目的でドーム型の温室があるのですが、ここに足を踏み入れてみると結構感動する体験を得られるものになっています。

冬でも暖かく、溢れる数の蝶々に圧倒される

多摩動物公園はテーマごとにエリアが分けられているのですが、その中で入口近くに「昆虫」をテーマにしたエリアが用意されています。

そのエリアの一角に専用のドーム型温室が設けられており、ここでは1年を通じて様々な種類の蝶々を見ることができます。

見た目は大きいものの実際に足を踏み入れるとそこまで広くはありませんが、高低差のある温室内ではかなりの量の蝶々を見ることができて普通の生活では味わえない「異世界」気分を楽しめる場所であるのは確かです。

特に冬の後半ぐらいから夏前の時期が一番多く蝶が飛んでおり、身体の一部に蝶が止まることも珍しくないぐらいに溢れています。

イマイチ写真だと蝶の数に圧倒される感動、といったところを伝えられないのですが、これまで見たことが無いレベルの数の蝶を間近で見られるのは「体験」として間違いなく満足度の高いものとなっています。

神秘的とまではいかないものの非日常的な体験を一瞬ではあるものの感じられるスポットになっています。

正直この温室のためだけに多摩モノレールの往復運賃と入園料600円で1500円前後をかけるのはそこまで安くはないのですが、多摩動物公園自体他にも動物を見ることができるのでそれ込みでなら体験する価値があるかと思います。

広いのですべてを回るのは大変ですが、ふれあい動物系のイベントも豊富なのでうまくそれらと重なるタイミングで行ってみるといいでしょう。

冬場だとあんまり活動的な動物がいないため、春すぎぐらいからが動物園めぐりとして楽しむのであればベストでしょうか。

温室近くにはレストランもあってそこではたまにアフリカフェア的な料理が提供されるので、珍しい海外の料理が好きな人はそちらもチェックしてみてください。