杉並区を流れる善福寺川とその流域内にある和田堀公園の様子を紹介していこうと思います。
散歩コースとしても魅力ではありますが、『公園の食事処でご飯を食べるのが楽しい』という一部のモノ好きにとっても面白いエリアです。
今回はこの善福寺川~和田堀公園の様子を写真でレポートしたいと思います。
善福寺川~和田堀公園の場所・最寄り駅
- 京王井の頭線 西永福駅 徒歩10分(和田堀公園)
- 中央線 荻窪駅 徒歩10分(善福寺川沿い)
荻窪駅から善福寺川沿いを歩く
今回紹介する善福寺川とその域内の和田堀公園へとは自分の場合荻窪駅から歩いて川沿いに出るルートを使っています。
ただこのルートを使って和田堀公園へと行くには結構距離を歩くことになり疲れるのは間違いないため、メインどころの緑が豊富なところと「武蔵野園」を巡れる西永福駅から大宮八幡宮を通って行く楽なルートを取るのもありかと思います。
一応今回の写真は荻窪駅から善福寺川へと降りて行って川沿いを巡ったルートとなります。
川沿いは野川のように降りられるわけではなく、また歩道自体かなり狭い箇所があります(というか一部完全に通れないところも・・・)。
水自体は綺麗ですが、川底はコケだらけ。結構水面から離れているので野川なんかと比べるとちょっと水辺感は足りません。
川自体の見どころは少ないですが川沿いの自然豊かな景色はリラックスのできる環境になっています。
緑が比較的多く、駅前から離れた環境になっているために騒音も少なくある程度落ち着いた雰囲気の散歩コースになっています。
流域には親子で楽しめ(?)そうな「杉並区立杉並児童交通公園」があり、自転車をレンタルする形で交通ルールを学ぶことができます。
他にも小さ目な公園的な広場が点在しており、家族数人で静かに楽しむのであれば丁度良い空間が出来上がっています。
善福寺川から和田堀公園へ 「武蔵野園」では食事や釣りが可能
善福寺川を道なりに歩いていくと和田堀公園へと入っていきます。
ここはこれまでよりも「公園」的な広場のエリアが増えます。
ただし芝生的な空間はありません。
和田掘公園は池がありますが、あまり綺麗ではないのと水面がかなり岸ギリギリの時があって水辺には寄りにくいです。
こちらは「武蔵野園」とは別のアメカジショップ兼食事処。若干入りにくいため未踏襲。
この和田堀公園で注目のポイントは、公園内にある食事処である「武蔵野園」の存在でしょう。
外観はもちろん、その内部も趣のある雰囲気があって一度は訪れておきたいお店です。
自分は見てないのですが、ドラマ版の「孤独のグルメ」でも紹介がされたとか。
「武蔵野園」では食事だけでなく釣り堀もあるのでそちらでも楽しめます。
釣り堀は昔「水曜日のダウンタウン」のドッキリの舞台にもなりましたね。その時は多くの人がいましたが平日2回きた感じでは0人と1人という感じで空いています。
食事の種類は多く、軽食というレベルではなく結構がっつり食べることができます。
自分の場合はチャーハンを2連続で食べていてお気に入りです。日本人の古い街中華の料理人が作るチャーハン、というのを久しぶりに食べることができて満足度が高かったです。
普通に料理が美味しくて場所としても面白い雰囲気のところではあるので、この「武蔵野園」目当てで訪れる価値はあるかと思います。
自分はここまで来るのに結構疲れてしまってまだ釣り堀を体験していませんが、今度は西永福駅から向かって釣りと食事中心に楽しんでみようと思っています。
この和田掘公園の近くには大宮天満宮があり、そちらも見どころがあります。
大宮八幡宮からは西永福駅が近いために、荻窪駅よりも歩かないルートで武蔵野園へ行きたい場合にはこちらのルートを通った方がいいでしょう。明確な見どころがあるので観光染みた散策目的ならこちらがお勧めです。
趣のある食事処を楽しむと同時に自然も楽しめるバランスの良さ
正直このエリアを散歩のみ、食事のみで楽しもうと思ったときには物足りなさを感じるところがあります。
水辺が近いエリアというのが和田堀公園付近にしかなく、小さめの広場は多いですが大きめの広場といったところも決して多くなく、野川公園なんかと比べるとその辺り少し見劣りするところがあります。
そのためあえて散歩だけのために遠出するほどではないかもしれません。
ただ散歩と同時に「武蔵野園」での食事や釣りも込みで考えるなら、武蔵野園のその個性の強さも相まって遠出してでも訪れる価値はあるかと思います。
自転車公園と釣り堀という子供と共に楽しめるスポットがしっかりと用意されているため、総合的に見た時に僕らみたいな暇人だけでなく家族連れにもバランスの良い散策スポットとなっています。