都内屈指の広さを持ち、アクセスも立川駅すぐそばという行きやすさを持つ国立公園「昭和記念公園」。
今回はこの昭和記念公園の桜の様子というのをレポートしたいと思います。
入園料を払っても見たい圧巻の桜
4月の中旬、都内の桜が満開の報告が出たタイミングで昭和記念公園へと向かいました。
立川駅を降りて徒歩5分ほどで入口に到着、そこからすでに開放感と共に桜が出迎えてくれます。
奥に進むと入園料を払って進むエリアに。こちら見てわかる通り桜の季節は入園料があってもゲート前に行列ができています。
行列は基本チケット購入ゲートにできており、交通系ICカードを持っていればチケットを買わずにsuica等のタッチで進むことができるので、予め用意しておくとストレスなく入場できます。
有料エリアからも割とすぐに多くの桜が出迎えてくれます。
もうこの辺りで早速シートでも敷いてお花見を始めたいところですが、園内は広く桜の樹が植えてあるのでしっかり散策をしてからにしましょう。
大きな池のそばを歩き橋の上から桜を眺めつつ先へ進むと、「桜の園」と呼ばれるエリアに隣接する非常に大きな広場に出ます。
ここの景色は本当に圧巻です。平日でもこれだけの人が集まるのも納得の風景でしょう。
桜の園の名にふさわしい多くの桜の樹が同時に満開になり視界に収まりきらない範囲で咲き誇る様は、他の公園や桜の名所でも中々お目にかかれないものになっています。
開放感と美しさを兼ね備えた空間になっており、家族でお花見やちょっとした遊びにも理想的な場所になっています。
一部ではあるものの菜の花も咲くエリアがあり、そちらでは多くの人が写真撮影を行っていました。アニメや漫画キャラのコスプレをしている人もいて中々に賑やかです。
芝生エリアの奥は桜の園と言われるエリアに。明確な区切りがないため芝生エリアからすでに桜の園と変わらない印象がありますが、より濃い緑の芝生が増え日光の具合によっては陰影によるコントラストが美しい空間になっており、こちらもやはり散策のし甲斐があります。
もはや説明するよりも写真を見てもらう方が早いですが、桜の樹の多さとその美しさは素晴らしいものがあります。
この圧巻の景色は一度は実際に見ておきたい迫力です。
桜以外にも多くの見所があるので体力のある時に行きたいスポット
またここ以外にも桜の樹は公園内に多く点在しており、体力さえあれば園内の各スポットを巡ってみるのもいいでしょう。
桜だけでなく盆栽を集めた一角や古民家・古い里山の風景を再現したエリアなんかがあり、しっかりと各所まわってみておきたいポイントがいくつもあります。
小川やチューリップ畑といったところも見られ、桜以外でも楽しみ方の揃った公園となっています。
この昭和記念公園は桜のお花見を楽しもうと思うのであれば一度は訪れておきたいスポットなのは間違いないです。
今回紹介したエリアを中心に園内で桜を楽しめない場所が無いぐらいに各所で咲いています。
公園自体が非常に広いために密集地帯を少し外れれば他の家族連れとバッティングすることもないですし、食事どころも複数あって1日丸々過ごしやすい空間となっています。
ただ全てを見てまわろうと思うと相当に消耗するため、ある程度しっかりと体力があって体調の良い時に向かわないと大変な思いをすることになるので、その点は注意をしてください。
