公園散策

野川沿いに咲き乱れる桜が美しすぎる!土手道の水辺と桜を眺め歩く

国分寺から調布方面に流れて多摩川と合流する野川。

野川はその川べりの土手道に降りることができる穏やかな川で、高い護岸と川幅全てが水辺となっている「普通の川」と比べると、より自然に触れやすく散歩していても楽しい川になっています。

この野川ではその川沿いに多くの桜の木が植えてあり、その咲き乱れる様が非常に美しく見ごたえのある景色となっているので、今回はそちらの様子を残しておきたいと思います。

国分寺駅近くの野川上流から圧巻の桜が

野川は国分寺駅北口近くに源流を持つ川で、源流は一般人は見ることができず最上流の川幅も非常に狭い流れの緩い川です。

まともに川幅が出てきて人が歩ける道が出てくるのは、貫井神社近くの「鞍尾根橋」からになります。

今回はここから野川公園付近までの様子を主に桜の木と共にお伝えしていきます。

川に沿って歩けるように道が用意されているのはこの「鞍尾根橋」から。しかもすぐそばに護岸を降りて土手道を歩けるように道が用意されており、桜の季節のみならず常に水辺のそばに寄って歩くことができる気持ちの良い環境になっています。

歩道には桜の木が植えられており、川沿いの土手道を降りるとそれが上から覆いかぶさるように垂れ下がってきます。

川沿いの桜並木としては他の河川敷にはない迫力を持った川です。

画像を見てもらえばわかるように、本当に圧巻の景色が広がっています。

満開時の桜の色味の美しさ、そして散り際に見られる花びらが緑の芝生を埋めるコントラストは見ごたえがあります。

土日でも周辺住民の利用者が中心となるため、観光地以上の美しさでありながら人込みを避けて桜を鑑賞できる点も魅力的です。

上流の土手道が始まる鞍尾根橋からラーメン屋大勝軒があるエリアまでは桜が植えてあり、そこから先は少しだけ桜が途切れるのと、橋と土手道の間が狭いために屈んで歩かないといけないエリアに入るため、土手道から歩道に出るのもいいかもしれません。

川沿いにそのまま歩いていくと再び桜が楽しめますが、いったん川が小学校の下を通る関係で回り道が必要になります。

小学校を迂回すると公園に出てくるのですが、ここから再び土手道に降りるのが個人的にオススメのコースです。

公園も土手道もどちらもまたもや桜の木が増え、やはり美しい情景が生まれています。

そのまま進むと穏やかな川の流れが続き、小金井自動車運転教習所付近を土手道で歩くことになります。

ここは別記事でも案内した通り、野川沿いから野川公園を歩く際の始まりのルートとなるので、ぜひそちらも読んでみてください。

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この小金井の教習場辺りから武蔵野公園までの道には、ここまでにはなかったしだれ桜が並んで植えられています。

紫色に近い濃い色合いのしだれ桜が遅咲きではあるものの見ることができるため、こちらもやはり魅力のある景観です。

上流からここまで穏やかで澄んだ水流となっており、桜の景色はもちろん晴れている日に歩くだけでも気持ちよさを感じられるものになっています。

武蔵野公園の入り口までスタートの上流からは景色を見ながらで1時間程度かかります。

国分寺駅から歩いてくることを考えると、ここまで1時間20分ほどと考えた方がいいでしょうか。ただその価値のある散歩道であるのは確かです。

武蔵野公園、野川公園も桜が多いため体力に余裕があれば散歩したい

体力に余裕があればここから武蔵野公園、そして野川公園沿いも歩いておきたいところです。桜の季節はどちらも公園に桜が咲いており、川沿いの景色とはまた違った開放感のあるものが広がります。

武蔵野公園は川沿いだけでなく公園内、それと隣接する府中免許交付場に桜の木があります。

全てを見て回ると時間がかかりますが、野川公園にも行くなら川沿い中心に、帰宅も考えて行動するならバスの出ている東八道路に抜けられる公園内の散策にとどめるのがいいでしょう。

個人的にはここまで来たのなら川沿いから見れる桜を楽しんで野川公園まで行ってほしいところです(体力が残っていればですが)。

野川公園に入ると川沿いの桜は少なくなり、公園内の広場に桜が見られるようになります。

こちらも開放感のある空間に桜の木が並んでいるため、圧巻の景色を楽しめるものとなっています。時期によっては梅の花や小彼岸桜の開花タイミングとも被ることがあるので、多様なお花見を楽しむことができます。

こちらに関しては先ほど同様別記事で確認をしてもらえればと思います。

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野川沿い、あるいは武蔵野・野川公園から帰る場合はそのまま来た道を戻るのもいいですが、路線バスやコミュニティバスも揃っているのでそちらを使うのもいいでしょう。

武蔵野公園付近の川沿いにはコミュニティバスの停留所が、武蔵野公園から東八道路まで出ていけば調布や武蔵小金井、それに三鷹駅に通じる路線バスに乗ることができます。

行きに体力を使ってしまった場合にはこれらの帰宅手段を使うことで帰りは楽になるかと思うので、野川沿いを散策する際にはぜひ活用するようにしてください。

待ち時間も長くて20分ほどなのでストレスのない帰り道になるはずです。

人が少なく、桜を中心とした自然の美しさを存分に味わえることができるスポットとしては、個人的に東京でこれ以上の場所は無いのではないかと思うぐらいに満足度が高いスポットなので、ぜひ桜の季節になったらこちらに遊びに来てみてください。