サッカー観戦をしに名古屋へ行ったのですが、その旅程の中で前々から気になっていたゲームセンターへ立ち寄ってみました。
そのゲームセンターとは愛知県一宮市にある『ゲームセンター千秋』さん。
なんでも遊ぶゲームは自分で電源をつけて遊ぶという、セルフゲームセンターという非常に珍しい形態のゲームセンターで、グーグルマップで見つけてからとにかく行ってみたいという気持ちが強かった場所です。
今回はそんなゲームセンター千秋さんのレポートです。
※今回の散策は動画撮影をメインにしているため、当サイトに載せてある写真は全て動画からの切り抜きとなっています。元動画の方が高画質かつ様子も伝わるかと思うので見てもらえればと思います。
強烈な雰囲気でインパクト絶大!旅の中で忘れられない一瞬になるはず
今回ゲームセンター千秋さんに行って感じたのは、名古屋周辺に行く予定がある方なら絶対に行った方がいい、というものです。
それぐらいインパクトの強い場所になっており、めちゃくちゃ記憶に残るスポットでしたので、旅程の一つに入れてもいい、というか入れるべきとオススメできるぐらいに行ってよかった場所です。
場所はこちら。
急行系の電車が止まる布袋駅で降り、行きはタクシーを使い帰りは徒歩で駅まで行きました。徒歩で30分超といったところなので、時間に余裕があるならば徒歩でもいいでしょう。
近くにはローソンや大きめのお蕎麦屋さんがあるので、何かあってもそう困ることはない立地ではあります。
まず驚くのが廃墟かと見間違うその外観の様子です。
看板を含めお店全体が錆びており、大通りに面する入り口も回転していないような様子になっています。
最初はすでに閉店しておりグーグルマップの情報は古いものかと不安になりましたが、駐車場側の入り口からの出入り口からであれば入れるようになっています。
この出入り口も入る直前まで営業しているか不安なものではありますが、ドアを押すとちゃんと中にいけます。
そしてこのドアを開けて中に入った瞬間のインパクトが凄まじかったです。
誰もいない空間に、タバコやカビ、埃の混じった独特のニオイが漂い、一瞬やっぱり廃墟なのかなと思いきや自動販売機が動いているのを見て営業中であることが確認でき、トラックの音がうるさかった外の音がパタリとやんで緊張している自分の息の音が聞こえる状況は、これまでゲームセンターのみならず色んなお店を訪ねてきた中でも経験したことのない類のものでした。
たまに廃墟的なところを訪れた時に似たような感覚を持つことはあったのですが、普通に営業しているお店でこのような刺激を得られるとは思いもしませんでした。
お店の中はビリヤードとスロット筐体、それに麻雀系の筐体といったところが中心となり、その他に古いエレメカ系のゲームがあります。
内部の様子はこのような感じ。
ちょっと写真では明るいですが、実際のお店の中は外が晴れててもこれ以上暗い印象になっており、ちょっと神秘的な雰囲気すらあります。
置いてあるゲームの詳細としては
- 麻雀格闘倶楽部
- ビートマニア2
- テトリス
- 各種スロット筐体
- ラッキークレーン
- パンチングマシーン
- ドリームチャンス
- クルクルアタック
- ラッキービンゴ
- ヒルクライマー
- ジャンピンググルーヴ
となっています。
ただし色々遊ぼうと思って電源をつけようと思ったのですが、電源をオンにしても筐体の電源が入らないもの、そもそも電源がわからない筐体、そもそもコードがコンセントにつながっていない、といったものばかりで、エレメカ系はほぼ遊べない状況でした。
興味あるゲーム筐体の中で遊べたのはテトリスのみ。ゲーム自体は普通でした。
ハッピーピエロや昔のクレーンゲーム、ヒルクライマーなど遊んでみたい筐体が揃っていただけに、電源の位置がわかりにくくスイッチを見つけても電源が入らない状態はちょっと残念なところでした。
ただこの他のゲームセンターや普通に営業しているお店では実現できない雰囲気は、ゲームが遊べなくても体感すべき貴重な体験となるかと思うので、個人的には名古屋旅行の旅程に加えても良いものだと感じました。
この雰囲気を廃墟以外の場所で感じられることは中々ないため、これが消えてしまう前に自分の身で経験してしておくべきです。