人生の暇をつぶす方法として自分の中で一つ安定して楽しめるのが、「レトロゲー」に数時間没頭する、というのがあります。
過去にも板橋や相模湖といったところをレトロゲー目的で赴いて人生の暇つぶしを十分にさせてもらいましたが、今回もレトロゲーで楽しめる暇つぶしスポットに行ってみました。
今回訪問するのは台場一丁目商店街。ここでは今までの10円ゲーとは異なり、エレメカ系のレトロゲーが揃っており、10円ゲームに馴染みのない人でも異なる形で楽しめます。
レトロゲーム以外にも台場一丁目商店街は駄菓子やお化け屋敷、スーパーボールすくいのような懐かしいアトラクションがあり、時期によって異なるイベントを実施するスペースもあります。また同じ施設内にはVRに特化したゲームセンターといったところもテナントで入っており、レトロゲームを遊ぶ以外にも多様な形で1日楽しめる環境となっているので、場所が遠いということでも丸1日遊べる環境なので行く価値は十分にあるためオススメです。。
レトロなエレメカやパチンコ、ピンボールが揃った一大遊技場
一応今回の記事では台場一丁目商店街全般の内容ではなく、レトロゲームが遊べる空間を重点的に紹介をしていきます。
お台場にあるデックス東京ビーチの4階一角に台場一丁目商店街はあります。
こちらでは今回紹介する「プレイランド」といったレトロゲーム遊技場だけでなく、射的場や似顔絵屋、お化け屋敷や縁日を再現したエリア、催事的なイベントスペースといったところが用意され、昭和レトロな空間を凝縮したエンタメプレイスが出来上がっています。
https://www.odaiba-decks.com/news/event/daiba1chome.html
今回のプレイランドは台場一丁目商店街の入り口すぐ横に用意されており、結構広めのスペースにかなりの数のレトロゲーがあります。
過去に紹介した10円ゲーといったところは2台ほどしかなく、ほとんどがエレメカ系のレトロゲームです。
この手のエレメカゲーは世代によって体験してきたゲームが大きく異なるために、あまり懐かしさといったところは感じにくいかもしれませんが、純粋に楽しめるものが多いので100円及び1,000円札を多く用意して向かってください。
まずこの台場一丁目商店街で最も気に入ったゲームがこちらです。
バルーンボールというゲームなのですが、こちらは下から上へとバーが上がっていき、その上に乗った小さなボールを途中の壁の穴に落とさないようにしながら一番上の穴に入れる、というゲームです。
バーの傾きでボールを左右に動かすことで落とし穴を避けつつ上を目指すというものなのですが、とにかく難しくてヤバイです。
バーの傾きをハンドルで操作するために結構左右に傾きすぎてしまうため、一度バランスを崩すとボールが制御できずに簡単に落とし穴にハマってしまいます。
1プレイ100円でもあっという間にゲームオーバーになってしまうため、かなり緊張感が高い遊びになっています。
結局自分は1,500円ぐらい突っ込んでもクリアできませんでしたが、その単純さと難易度の高さでかなりハマってしまいました。
このゲームはレトロゲーム好きなら1度は遊んでおきたい楽しさです。
次にお気に入りとなったのはこちらのはっぴーぴえろです。
こちらは上からボールが流れてくるので、それを4ヶ所の穴のどれかに落とすというゲームです。
ボールを落下させるタイミングをボタンで決め、上にあるボールの流れるバーを落としたい穴に入れるためにうまく引っ込めて高得点を狙います。
4つの穴のうち3つは10点前後、ランダムで1つは高得点が得られるものに変わり、数回のボール落下を繰り返す中で合計300点を獲得すると景品が得られるというものになっています。
これも結構300点が狙える絶妙な難易度と楽しさを備えており、何度も遊んでしまう中毒性がありめちゃくちゃ楽しいです。
この他にも多くのエレメカゲーが揃っているので結構長時間楽しめます。
こちらの「反射神経テスト、光ったボタン早押し競争」は反射神経を試せるゲームで、光ったところを早く押せれば高得点が出てもう1度遊べます。
自分は下から2番目の成績である程度自信があったのに全然ダメでした。結構シビアな測定になっているのでやりごたえはあります。
こちらの「ビンたてゲーム」はその名の通り瓶を立てれば景品がもらえるというもの。昔相模湖にありましたがもう無くなっているので、久しぶりに遊べて嬉しかったです。
かなり竿がしなるため、見た目よりもかなり難易度は高く、数回試した程度では成功はしませんでした。絶妙に「次はうまくいきそう」感があるため、うまいところで切り上げないと沼ります。
この辺りはカプセルに入った景品をバットで打ったりシュートしたりして、景品口に入れることができれば貰える、という遊び方のゲームです。
モンスターズインクのキャラクターの指輪、という大した景品じゃありませんでしたが、まあまあ面白いものになっています。
こちらはネズミを撃つ射撃ゲーム。結構簡単ではあるものの、当たっているタイミングで外れてしまうことがあります。
長年の利用でセンサーの判定がガバガバなので、その辺りは許容するようにしましょう。
周りの壁紙、というかポスターや漫画の表紙もエモいのでこちらも楽しめます。
他にも以下のようなゲームが用意されており、その種類の多さに感動させられます。
残念なのは面白そうなゲームが軒並み調整中だった点でしょうか。
壊れていて直せないのか、それとも今後直って遊べる時が来るのかわかりませんが、なんとか遊べるようにしてもらいたいところ。
個人的にはピンボールが用意されているのは本当にうれしかったです。
今都内でピンボールを遊ぼうとすると日野のゲームセンターがなくなってからは高田馬場のミカドぐらいしかありませんでしたが、ここでも比較的新しいピンボールを遊ぶことができるようになっています。
ただピンボールは人気がないのか、いくつかの筐体が電源を抜かれてしまっており店員さんに電源の回復をお願いする必要があります。
どうかこのままこの一角は残ってほしいところですが、現状の扱いを見ていると若干縮小されてしまってもしょうがない状況になっているので、ピンボール好きはぜひお金を落としに行って欲しいです。
壊れたらもう終わりなエレメカゲーは遊べる内に遊んどけ!
台場一丁目商店街は人生の暇つぶしスポット、というよりも古いエレメカゲーを遊べる貴重なスポットとして暇つぶしとか関係なく1度は訪れて欲しい場所です。
壊れたら修理が難しいものがほとんどのエレメカゲーは、現存している内に遊んでおかないと二度と触れられない可能性が高く、これだけの数が揃った台場一丁目商店街は文化的にも価値のある場所と言えます。
場所柄的にはどうしても家族や恋人向けなところではありますが、そんなのを気にしていたら勿体ないぐらいに楽しめる筐体が揃っているので、ちゃんと稼働しているマシンが残っている内に遊びつくしてほしいところです。
レトロゲーで暇な人生をちょっとでも有意義なものにしたい、という人はこの台場一丁目商店街は絶対に訪ねておくべきスポットです。