あまりにも人生が暇すぎるので、今回は都内・東京に居ながら釣りができる、しかもバスフィッシングができるスポットを訪ねてみました。
同じく人生の暇を潰すために訪れた相模湖にまた行っても良かったのですが、そこまで行く元気や時間的余裕がない時にも釣り道具を活かせるスポットが欲しかったため、こちらに今回お邪魔してみました。
赤坂見附駅すぐそば。東京のど真ん中でボートを漕いで釣りができる
今回人生の暇をつぶすために訪問したのは「弁慶橋ボート場(弁慶橋フィッシングクラブ)」です。
この釣り堀?バス釣り場?の最大の特徴はその立地。
地図を見てもらえばわかりますが、地下鉄の赤坂見附・永田町駅からすぐそばという正に「都心」。他の魚の釣り場ならもっと他にもあるかもですが、バス釣りができる場所としては交通の便の良さは最強クラスのものであるのは間違いないでしょう。
実際新宿から十数分で行けてしまう気軽さは本当に快適です。釣りをするとなると帰りの運転の時間や疲労度とかも普通は考えなければいけませんが、ここならそうした心配をせずに遊び倒せます。
弁慶橋フィッシングクラブでは基本ボートを借りた方が遊べることが多いです。
一応桟橋からの釣り堀スタイルで釣ることもできるようですが、こちらは時間のない時や上級者向けといったところでしょうか。
どうせここに来るのであれば、晴れた天気の良い日に終日ボートを借りて釣りをする、という形の方が満足度の高い暇つぶしになると思います。
ボートは終日3,500円でレンタル可能。1時間と2時間コースもあります。途中トイレやお昼休憩といった形でボートから離れてもいいので、なるべく早い時間帯に借りて遊びたいところです。
ボート以外にも釣り道具も貸してくれるので、何も釣り道具を持って行かなくても遊ぶこともできます。また今回自分ははさみとペンチを忘れてしまったのですが、それを現地で無料で貸してくれたのでその辺の融通利く感じは普通に助かりました。
で、このボートでの釣りはかなり気持ちいいです。
首都高速が近くを走っている影響で静かな環境では決してありませんが、水面スレスレを浮かびながら顔を上げると高層ビルが建ち並びスーツのサラリーマンが歩いている中でぼんやり釣りをする、というちょっと不思議な状態は非日常感の強い体験になります。
ボート乗り場周辺は藻が多くてあまり綺麗な景色ではありませんが、濠の北側は藻も少なく魚影が濃くなるので釣りをしたりボートで漂うのに絶好の環境です。
釣りを楽しむこともそうですが、日当たりの良い環境で水面にボートで漂うという楽しみ方がこの東京のど真ん中でできるのは貴重な体験と言えるでしょう。これが3,500円で終日楽しめる、というのは安さを感じます。
釣果自体はボウズでしたが、周りの釣り人は結構大きいブラックバスを釣り上げていましたし、木の陰になっている濠の両端では水面に多くのバスの魚影が見られたので、相模湖なんかよりもバス釣りはしやすそうです。
みんなハードルアーで攻めて釣っていたので、ワームでしか釣れない自分には別世界のようでした。
根がかりもほとんどないのでその点でも釣りやすい環境だなと感じられました。
暇つぶしスポットとしては立地も環境も素晴らしく、ここからルアーフィッシングを初めて見てもいいかもしれない
弁慶橋フィッシングクラブでの釣り及びボート体験は非常に満足度が高かったです。
濠が狭いかと思いましたが、ボートで移動するにはちょうどよく、釣りをする楽しみとボートで移動する楽しみといったところがバランスよく楽しめる環境です。
相模湖と比べると自然さといったところは少ないですが、行き帰りの交通の便が良くて疲れが溜まらないところや都心で買い物もして帰れるところは副次的なメリットになっています。
都内在住やその近郊に住んでいるようなら、こちらは暇つぶしスポットあるいはそれ以上に新たな釣りの趣味を始める最初のスポットとして活用できる素晴らしい場所だと感じます。
かなり満足度の高い場所だったため、釣り・ボートどちらの目的でも訪れる価値のあるおすすめのスポットと個人的に評価できます。