今回は都内から比較的気軽に行ける紅葉を楽しめるスポット、それも中央線沿いにあって行きやすい場所にあるスポットを紹介しようと思います。
都内で紅葉を楽しもうとすると高尾や青梅のような所に行くか、駅から離れた公園といったところに行かないと楽しめないことが多いですが、今回紹介するのはちょっとした時間に行くことができる場所となっているので覚えておいてもらえればと思います。
国分寺駅すぐそば「殿ヶ谷戸庭園」の紅葉が美しい
まず紅葉スポットとして紹介するのは国分寺駅から歩いてすぐのところにある殿ヶ谷戸庭園です。
特別快速も停車する国分寺駅から徒歩1分ほどの位置にある都立庭園で、非常に行きやすい場所でありながら美しい紅葉を楽しむことができます。
殿ヶ谷戸庭園は入園料大人150円、年間パスポートは600円。近所の人であれば年間パスポートを買って紅葉シーズンや春夏の季節といったところでふらっと何度も散策してみてもいいかもしれません。
殿ヶ谷戸庭園は起伏の富んだ庭園となっており、芝生と紅葉が映えるエリアの他にも竹林や滝と池がある高低差のある庭園となっています。
紅葉シーズンにはそこそこ人はいるものの、それでも有料かつあまり知られていないということもあって高尾山とかの混雑には程遠く、かなり過ごしやすい空間となっています。
入口から整備された庭園といったものが広がり、そこにしっかり色づいたカエデやモミジといったものが鮮やかに待ち受けています。
芝生の緑、空の青さ、黄色と赤の紅葉が混ざり合って非常に美しい光景が広がります。
決して広いわけではないものの、見ごたえのある景色が作られているので、写真映えもしっかりします。
庭園内の下の方には竹林があり、そこから紅葉した木々を見上げることができます。
また池と小さな滝があるエリアも木々が紅葉しており、こちらもやはり美しいコントラストが楽しめます。
滝のすぐそばにある茶室も本来であれば紅葉する木々に囲まれているようですが、残念ながらこの時は色づいていませんでした。
20分程度あれば全てまわれる大きさなので、ちょっとした時間があれば訪ねてみる価値があるかと思います。
かなり満足度が高く、150円という入園料も安いものと言えるでしょう。
武蔵小金井駅から行ける「滄浪泉園」も紅葉時はチェックしておきたい
もう一か所、殿ヶ谷戸庭園から近い場所で紅葉スポットとして候補に挙げられるのが滄浪泉園です。
こちらは国分寺駅隣の武蔵小金井駅からしばらく歩く距離にあり、気軽に来れる場所ではないものの、秋に見ごろを迎える庭園です。
広さは殿ヶ谷戸庭園よりもさらに狭く、紅葉が楽しめるエリアも少ないのですが、時期が良いと写真映えする瞬間が多いようでここも存在は知っておけば今後の探索に役立つかと思います。
こちらも起伏があり池と小さな広場と通路といった構成となり、そこまで紅葉している部分は多くないのですが、局所的に切り抜けば美しさがしっかりとある庭園にはなっているので、時間があれば来てもらいたいところです。
入園料は100円です。
都内・中央線沿線、そして短時間で訪問できる紅葉スポットとして、今回は殿ヶ谷戸庭園と滄浪泉園を紹介しました。
同じく中央線の高尾山なんかと比べると紅葉スポットとしては物足りなさはあるものの、それでも短時間で行けて短時間で満足度の高い散策をすることができるので、時間のない時にはこちらのスポットを知っておくと色々と予定を立てるのが楽になるかもしれません。