東京の西側に住んでいる人なら、1度はお世話になっている可能性が高い「府中運転免許試験場」。
人生で1度しか行かない人もいれば、何度かお世話になる人なんかもいてこの府中運転免許試験場に対する思い入れはそれぞれかと思いますが、府中運転免許試験場を楽しめるポイントの一つとして「地下の食堂」があります。
社員食堂がないところで働いている人なんかには懐かしさを感じる「食堂」・「学食」感といったものがあり、食事だけでなくその雰囲気も楽しめるところになっています。
免許の取得や更新の際に利用するだけでなく、基本的に朝8時から午後3時まで誰でも利用できる食堂となっているので、普通に近くに寄った時にも行けるため、今回はこの府中運転免許試験場の食堂の紹介をしてみようと思います。
府中運転免許試験場は駐車場もしっかり完備された東八道路の穴場食堂
府中運転免許試験場の食堂は、だれでも利用できます。
免許証の取得や更新など府中運転免許試験場に用事のある人だけでなく、基本的に一般にも解放されており食事のためだけに来ても大丈夫です。
過去に紹介した野川公園や武蔵野園公園を散歩した後に食事のためだけにここに来るというのも面白いかと思います。
府中運転免許試験場には広い駐車場や駐輪場がありますし開店も午前8時からと早いため、東八道路の他の飲食店に入れない状況でも利用できるために活用の仕方によっては非常に助かる食事処となるはずです。
またそのいい意味で昔ながらの食堂感は、学生時代を思い出させてくれる雰囲気の良いところでもあるので、そうした部分も楽しめる場所としても利用するといいでしょう。
メニューは豊富で席もそこそこ多い
肝心のメニュー周りを確認していきましょう。
メニューは「定食」ものはほとんどなく、「麺」ものと「丼」ものが中心となります。
どちらかというと男性向けのメニューが多いでしょうか。
個人的にこうした食堂で好きなメニューである「ラーメン+半カレー」という子供の夢のようなメニューもしっかり用意されているのは評価したいところです。
他には汁無しタンタンメンなんていう今時のものもありますし(ただし汁無しタンタンメン専門のお店がすぐそばにあるのでこれを頼むのはあんまり好ましくない)、丼ものも22年時点で630円からと結構安く食べることができるのは嬉しいポイントです。
丼ものはお味噌汁と漬物も出てきますし。
味に関してはこれと言って特筆する点はありませんが、どれも無難な味を出してくれるのでハズレはほぼないかと思います。
味付けは若い人にはちょっと薄めというか淡白さを感じるかもしれませんが、ガツン系の味付けが多い東八道路周辺においては数少ないあっさり感のある飲食店となるので、そうした意味では貴重なお店となります。
席も多く、回転も早いためによほど時間帯が悪いとかでなければ座れないということはまずないでしょう。
なお食堂ではあるものの料理の提供は決して早くないため(特に麺類は人が多いと行列がそこそこ伸びる)、とにかく早く食事を済ませたいということであれば牛丼屋なんかの方が向いています。
ただ工場とかの社食感、大学の中でも一番古い食堂的な雰囲気込みで食べるのであればここは最高の場所です。懐かしい雰囲気を味わいながら食事ができるという意味では、貴重な場所と言えそうです。
あえてここで食事するために行くほどではありませんが、近くの野川公園に散歩やお花見しに来た時なんかにはお昼ご飯をこうした珍しい場所でとるのはおすすめしたい人生の楽しみ方の一つです。